自分の得意分野は何なのか、それを探し続けることが大切。

周りを見つつ自分の立ち位置を考える

私も早くも入社してから4年目に突入した。もう4年目と言う気持ちとまだ4年目かという気持ちとかが混ざった感じ。博士課程の同期が会社に入社したという話を聞いて、ドクターで経験した人と比べて経験や知識を多く蓄積できたのかと振り返ってしまう。

今から書くことはある意味当たり前なんだけれど、あまり強く認識することがないので改めて書いておく。それは具体的に何かというと自分が得意なところで生きていくことが重要なんだろうなということ。研究開発として生きていくのにトップダウンでやるべきことはもちろんあるし、その仕事に全力を尽くすのは前提としてある。しかし、自分にその仕事が向いていないことも多々ある。向いていない仕事で他人よりも高い成果を出すのには非常に難しい。

例えば私で言えば、電気化学や量子化学とかの知識は薄いし、経験も薄い。それよりかは有機化学の知識は豊富で有機合成の経験も比較的ある。ただ現在の職場では有機化学の専門家が多いので、有機化学の部分だけでは差を見出しづらい。そういった意味でもう一つ私が得意なことがあって、プログラミングやエクセルの知識といったところ。正直こちらに関してはお世辞にも高いレベルとは言えない。ただ、周りに詳しい人がいないのでそういった意味では優位に立ちやすい分野である。実際にエクセルVBAを使った業務効率化の部分では一定の評価を得た。何とかこの辺りの知識や技術を活かしていきたいなとは感じているが、なかなか化学の研究開発でプログラミングを活かしていくことの難しさを感じている。

よく巷ではかっこいい横文字で表現されるマテリアルズインフォマティクスというものである。私のやっているところにそれを持ち込もうとしても実験データ数が限られることとモデルを組むことが難しい点、さらに実際にやったほうが早い場合が多いことが実現を阻む。機械学習を用いたシミュレーションではブレークスルーを生むような検討も難しい。可能性をまだ感じるのはフォーミュレーションのチューニングやプロセスの最適化という部分である程度固定された領域で使うような場面か。

そういった状況で部署内ではプログラミングに詳しい人という立ち位置に放っているけれど、現状では過去のレガシーマクロで困った時の保守的な部分やちょっとした業務効率化のプログラムを組むくらいであんまり新しい価値を生むようなことをできていないのは残念ではある。色々な方面で活躍できるようにこの活動は続けつつ、新しい価値のところも継続して考えていこう。

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