極限まで高められた効率化の波に人間は耐えられるのか
ストレスフルな現代
たまに考えていることで、私が精神的にあまり強くないということもあってタイトルのようなことについて調べることが増えている。いくつかの本やサイトでうつをはじめとした精神的な病は近年になって増えてきていると取り上げられている。ただこれは諸説あって自殺者がこの十年間くらいは減っていて、その分うつ病患者は増えているそう。そういう意味では自殺してしまう可能性のあった人がうつ病として認知されつつも自殺をとどまることができたという見方もできるのかもしれない。この理由としては、うつ病の認知度の高まりや抗うつ剤の普及によることが考えられる。そのため、一概に昔よりも現在の方がストレスフルだと断言することはできない。
とはいったが、昔に比べると仕事に求められるレベルってどんどん上がっているんじゃないかというのは思っている。私はまだ二十代なので、昔のことはあまり知らない。以前に年配の方に昔は長い間働いていたという話をされたが、内容について聞くと電卓での計算や、お客さんの訪問をしていたりと密度は今よりも薄いんじゃないかと思った。もちろん異論は認める。そういった仕事はいまであれば、エクセルで一瞬だし、オンラインだと移動時間などもゼロになる。コロナの状況で在宅ワークも増えて、より成果が可視化されるようになった。このように重要な仕事に集中できるようになったといえば聞こえはいいが、人間に求められる仕事がどんどんレベルアップしていっている。最近ではコンビニの時給1000円以下の仕事でもレジ打ちをはじめとして、品出しや商品管理、チケットの販売機の扱いも覚えないといけない。
人並みの生活が昔と比べるとずいぶんと便利にはなり、生活水準も上がった。しかし、その分仕事で求められる付加価値というのも増えていったということなのか。自然とストレスの密度が上がるような仕事が増えている。そのため、どうやって自分のストレスを軽減するかが大切となってくる。
自分はどこまでこの社会で頑張れるのか
今はサラリーマンで研究開発の仕事をしている。若手の間は自分でオリジナリティをひとつまみ入れながら、ある程度方針に従って顧客対応や実験をしていれば問題ないと思っている。しかし、資格が上がるにつれて仕事の範囲は責任が大きく増加する。それだけ給料が上がればいいが、私としてはその仕事に見合うほどの上昇はないように思う。あとは個人的にそのような責任の重い仕事を、多くの批判にさらされる仕事を続けていくことができるんだろうかと考えてしまうことがある。
特に今の私だとストレスを過剰に捉えてしまう傾向があるので、このままの精神状態でいくと潰れてしまう可能性があることは感じている。一つの対処法として薬物療法ということでレクサプロを服用していることは別記事で述べた通りである。多少の効果はあるような気がするものの、やはり根本的な出来事に対する自分の捉え方を変えていかないと根治はできないと感じている。そのために認知療法も継続して続けていく。
正直私は人間として良い方向でも悪い方向でも特別だとは思っていないので、私以外にも同じような状態の人が多くいると思っている。そうするとこの社会に適応するのが難しくなる人は増えてくるんじゃないか。そういった時に社会としてはどのような対応がなされるのか。人間が人間らしい生活を送ることのできない社会は空虚なものになるような気がしてならない。

