資産運用計画について

最近日本でもFIREを目指す人や言及する人が増えてきたように思う。投資をしやすい環境が整ってきたことと、コロナで下がったもののリーマンショックの時から基本的に一貫して相場が上昇してきたからというのが大きな理由の一つだと思う。あとは日本の税制や社会の仕組み的に働いたら負けという意識が強くなるような制度改悪が多いからなのかもしれない。実際に私も働いて10年も経っていないが、どんどん税金の支払いが増えていっているなという印象がある。国民負担率も50%を超えているようで、なかなか厳しい状況だなとは思う。そのような中で住民税非課税世帯には手厚く補助金を配ったりしているので、日本で働いている人たちの不満が溜まるのかなと想像する。

私も仕事をすぐに辞めたいということはない、というか今は駐在中なので辞められないのが実情だが。私は仕事が好きではないので、お金のせいで辞められないという状況は早めに脱出したいは思っている。具体的には今は正社員で仕事をしているが、仕事を辞めても問題ないレベルや年収が下がっても問題ないような状態に持っていきたい。年収の下がり方についても正社員でそこそこの収入を得ないといけないところから契約社員的な働き方、アルバイト的な働き方など、それぞれコミットレベルを複数ケース想定してシミュレーションをやっていきたい。

今は駐在中なので非居住者であるため、金融商品の取引ができない。出国前に購入した分は引き続き保有することができる手続きはしたので、その分の値上がりは期待しているところ。幸い本業の収入は増えたのでその分を積み上げていきたいと思っている。意外なことに月々の収入が基本的に変わらないし、追加で投資もできないという状況に少しフラストレーションを感じている。資産を増やそうと思った時に支出を減らすことでしか達成できず、収入を増やすための行動を取れない。裁量がない状態と言えるのかもしれない。仕事でも多少そういう部分もあり、私のストレスを感じる部分の一つなのかもしれないと新たな発見をしたまである。

現状では具体的な帰国日は決まっていないが、帰任後の国内でどう資産運用をするかを考え始めている。最近はNISAやiDeCoと政府主導での投資促進があるので、そこは積極的に活用していきたい。ただ、iDeCoに関しては制度改悪があり、個人的には及び腰ではある。実際iDeCoが始まった時にも節税しながら投資ができるという魅力的な制度だとは思ったが、60歳まで引き出せないという点を懸念し、利用はしていなかった。今回は退職金控除の見直しが入ったことにより、60歳で受け取ると退職金にかかる税金が多くなる可能性が高くなる。理由としてはこれまでは65歳で退職金をもらえる想定だと、両方で退職金控除が使えていたが、今回の改正では2回目の退職金控除が使えるまでの期間が5=>10年となったので、併用することは現実的ではなくなった。どれくらい損になるかはiDeCoの金額と退職金の金額との兼ね合いにもよるので、またシミュレーションが必要。税の繰延をしているだけであれば、NISAの方がメリットは大きいと考えている。当然NISAについても金融所得などの改悪も想定されるが、少なくとも引き出しについての制限はないので改悪から施行までの間に対応は可能なんじゃないかと思っている。さすがに帰任するまでに改悪するということはやめて欲しいと思っている。金融資産課税みたいな話もたまに出てくるので、いずれは制度の変更はあるのかなと考えている。こう言った観点からまずNISAは優先的に使って投資をしていく。銘柄は売買を積極的にしないことを考えるとインデックスと高配当株がメインになると思っている。あとは通常口座でロマン株的なところを少し入れておきたい。そこで増やしつつ、FX, CFDでデイトレをしてキャピタルゲインをしっかりと取っていくということをやっていく。ちょっとブランクがあるので、楽しみではありつつも少し怖さもある。

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