夢を叶えるゾウ0を読んで、自分の仕事・人生に対して思ったこと。

結論から言うと今の自分にとても良かったと思う。やりたいことがないって言うのは現代の若者に増えてきているみたいだが、私もまさにそんな感じ。こう言う人が増えていることは社会にゆとりがあるということでいいことなのかもしれない。昔はエッセンシャルワーカーの比率が多かったからか、生きるために働くと言うのは自分にとっても社会にとっても同じ方向を向いていたんだと思う。
最近の仕事は大企業にありがちな調整業務がメインになってきている。私自身が必要とされている感じはないのもあるし、おそらくあまりスキルもついていないような気もする。特にストレスに感じているのがサプライヤーとの関係がwin-winではないというところ。数量的に非常に少ない取引である上に、こちらからの要求項目は多い。おそらく弊社が顧客に同じことを言われたら突っぱねる可能性は高い。そう考えた時に自分が搾取している感が強くなる。これが辛い。極論言えば資本主義なんだから搾取してなんぼなのかもしれないが。そういった状況で、あまりモチベーション高く仕事ができていない。ただ夢を叶えるゾウ0を読んで感銘を受けた項目を6つ紹介する。
①「好きな匂い、物、人、場所を見つける
今、自分の頭と心には「他人の好み」がべったりと張り付いてもうてるからな。でも、それを少しずつ、少しずつ、剥がしていって、自分が本当に好きなものを掘り起こすんや。そうすれば、自分が本当にやりたいこと―夢―も、おのずと見えてくるからな」
周りに気を遣いがちな人は、周りの人が自分に対してとった反応を見て自分の行動をすり合わせるように変えてしまう傾向があると思っている。少なくとも自分はそういった行動をとる。その行動をとり続けると自動的にこの人にはこういった対応を取るべきと思考に刷り込まれる。もちろんこれは処世術として有効なテクニックではあるが、問題となる境界線は自分の気持ちを無視しているかという観点だと思う。自分が嫌だけど人に合わせないとという気持ちで続けていると自分の本当に好きだったことを忘れてしまう。やることなすことがやらされている感に苛まれ、どんどんネガティブな感情で頭の中が埋め尽くされてしまう。
損得勘定なしに続けてしまう行動とかやっていて飽きない作業とかそういったことが自分の中にあると思うので、見つめなおしているところ。本を読むとかゲームするとか、特に役に立たない記事を書くとかそういったことが自分には当てはまるのではないかと思う。役に立つか立たないかで自分の行動を決めないようにしたい。
②「やりたくない依頼を断る、自分の欠点や弱さを告白する。
恥ずかしいという感情はどこから来るのか?それは、周囲の評価が下がるのを恐れる心だ。周囲の評価が気にならなくなるくらいパッションを燃やせる対象を見つけなさい!そして、まだその対象が見つかっていないのなら、周囲の評価にとらわれない心を手に入れるのだ!」
これは少し①とも被っている部分がある。周りの目が気になる人に対してどうすればいいのかの一つの解である。なぜ周りの目が気になるのかという点をもう少し掘り下げていきたい。自分の性格や人間としての本質的な性質が関係していると考える。例えば、依頼を断ることによって嫌な奴だと思われたくない。ミスをすると無能な奴と思われるという思い込みや指摘されることを攻撃されていると感じてしまう。ミスを避けようと完璧主義的になってしまう。そうなると、ミスをしないことに集中してしまうことで、自分のやりたいこととは別のことに気を遣わなければならなくなってくる。自分のやりたいことや得意なことに集中できていない状態を続けるとどんどんモチベーションが下がってくる。周囲の評価にとらわれない心を手に入れるというのはなかなか簡単なことではない。しかし、どうすれば自分が幸せに毎日を過ごせるのかを考えるうえで非常に重要な姿勢である。
③「自分の感情・感覚を丁寧に観察する。
目で見えるものだけが、耳で聞こえるものだけが、世界ではない。君には、君自身が意識していない素晴らしい能力が備わっているのだよ!。(中略)自分に元々備わっている大いなる力に蓋をしたまま偉業を成し遂げた人間など、この世界には1人も存在しない!」
②の続きで自分がパッションを燃やせる対象を見つけることの大切さを説いた項目だと理解している。周りの目を意識することって思ってよりか脳のエネルギーを消費する。おそらく周りの目を意識するというのは周りの人たちを敵だと思っていて、その敵から攻撃を受けないように常時気を張っているということなのだと思う。そう考えてみると、ちょうど太古の人間みたいが狩りの状態に似ているかもしれない。周りに自分を襲ってくる獣はいないかどうかを常時気を張って生存確率を上げようとしている。生き死にに関わってくることだし、エネルギーの消費は半端ない。多分普通の人は何を言っているんだと思うかもしれないが、ちょっとメンタルの弱い人たちは同じことを考えているんじゃないだろうか。とにかく伝えたいのはこうやって周りに気を遣うということに大部分のエネルギーを消耗していることはもったいないということ。
④「過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける。
これまで、君の人生には、君から自信を奪い、自分への不信感を募らせる出来事が起きたろう。苦しみ、嘆き、惨めな気持ちになる出来事が起きたろう。それらの全てに向かって言いなさい。「君たちは伏線だ」と。これらは自分が夢を見つけるという―自分が幸せになるという―人生のドラマを最高に盛り上げるための必要不可欠な伏線なのだと!」。
この項目を読み終わったときに私は一言「開き直れ!」と伝えられたように感じた。新しいことにチャレンジして失敗なく、全てやり切れることは絶対にないと思う。改めて考えると当たり前なのだが、この点を忘れがちである。そもそも、失敗やミスをすることを嫌だなと感じること自体が間違いなのかもしれない。やりたいことを見つけて実践していく途中は希望に満ち溢れた状態である。そこにその失敗やミスは水を差す存在となる。確かに避けられる失敗や起きてしまったミスに対処する必要はある。しかし、それ以上にその問題に執着することにメリットはない。そう、「開き直る」ことが大切なんだと思う。その一つの方法として過去の失敗を伏線と考えるというのは面白いと思った。成功する人たちに共通するのは失敗を乗り越えて、チャレンジし続けたこと。偉大な人たちですらそうなんだから、私はそれ以上に開き直る必要がある。あくまでも自分に対してですね。
⑤「苦手な人の信念を読み取る
信念ちゅうのは、言い換えたらその人が「~すべきだ」て考えてることや。人の行動は、それがたとえ不快に感じられるものでも、その人なりの信念に基づいて生まれてる。そんで、その信念を読み取ることができたら、ただ不快に感じるだけや脳て共感できる幅が広がるんやで」
苦手な人というのはどうしても現れる。よく言われるのが自分が自分のありのままに生きていたら10%の人は相性があって、その人たちには好かれるだろう。ただその逆もしかりで、10%の人は相性が悪く、どうやっても嫌われる。残りの80%はあなたのことを何とも思っていない。誰にでも好かれようと思って八方美人に生きていたとしても、八方美人な人を嫌う人も一定数いる。だからすべての人に好かれようとするのは間違いである。
ただ注意したいのが、嫌われるから一緒に仕事ができないというわけではない。好き嫌いとうまくやれるやれないというのは違うと思う。苦手な人の思想や信念が自分と相いれないので、本質の部分で仲良くなることはできない。しかし、何か別の共通の目標をもって共同して作業を進めるということは可能である。うまくやるために必要なのは相手の思想、信念の理解が必要だと思う。納得することは難しいかもしれない。日常生活しているうえで、相手を本気で貶めたいだけで行動する人はほとんどいないと思う。何か嫌な行動をしてくる人も何かしらその人の環境などから引き出された思想、信念があるのだと考えれば世界は広がるんじゃないか。
⑥「欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う。
自分の中で好きになれへん部分や、消してまいたくなる嫌な感情ってあるやろ?そういう欠点や負の感情を否定したり排除したりするんやのうて、「これも自分の一部だ」て受け入れるようにしてみいや。そうすることで、等身大の自分に自信が持てるようになる。夢を見つける力も、かなえる力も強められるんやで。(中略)どれだけマイナスに思えるものでも、その裏側には必ずプラスの意味が隠れているからな。「これも自分の一部だ」て考えることで、隠れた意味に気づくことができるんや」
完璧主義の人がもう少しマイルドに生きていくといいよねという話だった。意外とその人の得意なことはコンプレックスの裏側だというのはありがちな話かもしれない。なかなか器量のいる考え方かもしれないが、コンプレックスも含めて自分なんだというのは納得感はある。あとは嫌な感情があふれてきたときにそれを分析するというのは非常に良い。嫌な感情に対する反応の仕方が本当に正しいのかを見つめなおすこともできる。

