たまにちゃんと見ている人もいるにはいるが、多くの他人は人のことを見ていない。

人の目を気にしすぎた一年
ここ一年くらいは周りの目を気にしながら仕事をしていた一年だったと思う。自分のやっていることが本当に会社のためになっているのか、意味のあることをやっているのかということが先行していた。
研究開発という仕事においても効率化が叫ばれているが、実際に研究開発で新しい発見をするためには無駄かもしれないことを根気強くやり続けることが重要である。しかし、私は何か人の役に立っていないと不安になる病気になっていた。
多くの人は他人に興味がないので、心無いことも口にしてしまう。あなたのやっていることに意味があるとかそういった類の言葉である。そういったニュアンスのことを言われた際に、いちいち自分がダメージを受けてしまっていた。なんか言ってらと聞き流すことができていなかった。
一歩ずつは進めている
周りの環境や人に影響されることはある程度は仕方がない。しかし、自分が正しいと信じたことは突き詰めてやっていくべきだと思う。将来のことで役に立つかどうかなんて分からないことが多い。特に研究開発ならなおさらである。直近の周りの目や空気を気にして、人の頼みを聞いて何をやっているんだろう。いい意味では色々な頼まれた仕事を引き受けてきたので、色々な仕事ができるようにはなってきた。その点は良かったと思う。しかし、オールラウンダーというよりかは器用貧乏の域を脱せていない気がする。
そのいろいろな分野の中でレッドオーシャンとなっていない部分を探してみると、プログラミング関係だと思う。私自身勉強するのも苦ではないので、この辺りは進めていきたい。ただ何ができるのかというところで、個人レベルの効率化以上のことがなかなかできていないというのが今の課題だと思う。

