少し自信を持ってもいいのかもしれない

2021/8/8 考え方改革 31

焦っても仕方ないし、自分は自分だし。

社会不安障害を持っている人は、周りの人間の挙動に非常に敏感に反応する。そして、私の場合は人からネガティブな評価をされることを極端に恐れる。他人に気を遣って嫌われないようにする。要するに、自分のすべての行動は自分が攻撃されないように立ち回っているだけということ。私は自己中にならないように他人に気を遣っているつもりであったが、実際は見方を変えるとそうではないのかもしれない。要するに一番自己中なのは自分自身なのではないかということである。そう考えると自分自身が今の自分を肯定することができていないんだろうな。他人から何と言われようと自分が素晴らしい存在だと、他人の評価など関係ないとそうやって考えられるようになれば、もっと人生楽しく生きられるんだろうな。自分は自分ということはよく言うことだけれど、なかなか他者の評価を気にせずに毎日を過ごすことは難しい。しかし、色々な情報を知ることで客観的に状況を判断できるようになることができるようになってきたように思う。

多くの会社では周りの人を巻き込んで、新しいことをやるというのが評価される。それで結果も出れば、出世コース間違いなしである。そんな環境で毎日を過ごしているので、基本的には評価の軸はそこに置かれる。しかし、私は残念ながら、人を巻き込むこと・人に許可をとること・人に仕事をお願いすることは非常に苦手である。そのため、今の環境で評価されようと思ったらその苦手な分野で頑張らないといけない。この社会においては、上述の能力というのは広く評価される能力だとは思う。ただそのような能力よりもまたほかの能力の優先順位が高い仕事もあるはずだし、それを探し出す努力はしていかないといけない。

私も人を巻き込んで新しいことをやるという領域の仕事が評価される会社に所属している。今の会社で出世するという意味では確かにその能力を高めていくことが重要である。ただ実際改めて考えてみると、そういった能力がなくとも評価される領域の仕事もある。さらに言えば、周りと比較して私が劣っているかといわれると意外とそうでもないんじゃないかと思い始めてきた。意外と自分も悪くないんじゃないかってね。まぁなんにせよ周りと比較して自分を卑下したところで仕方がない。自分がやっていて苦にならない分野を探してそこで勝負していくのがいいんだろうな。