怠惰を求めて勤勉に行き着く

FXを始めた理由は会社員をやめてもお金に困らないようにしたいというモチベーションだった。なぜFXだったのかというのは、楽に稼げると思ったから。
巷には投資系の勧誘だったり、本当に自分でも簡単に儲けられそうに見えるんだよね。実際は全くそんなことはないんだけれど。
そりゃ確実に、苦労もせずに儲かる方法があるなら、そんな方法誰にも教えないと思う。
そして、実際に始めてみると難しいの一言しかない。
一番厄介なのは、正しいといわれる行動をして損することもあれば、間違ったといわれる行動をして利益が出ることがある。
それでも正しい行動は利益を得る可能性が高く、間違っている行動は損をする可能性が高いということは分かっている。ここでいう正しい行動というのは期待値がプラスになる行動ということ。
だからまずは自分の軸を持って再現性のあるトレードをしていかないといけない。
そうして再現性を確保しつつ、期待値のプラスとなるシステムを構築していかなければならない。
そしてそのシステムは相場状況に合わせて、チューニングしていく必要がある。そのためには、しっかりと自分の取引のデータをとって分析をする必要がある。
楽に稼げると思って始めたのに、この半年でたくさんの本を読んだし(今考えると無駄なものが多かった)、チャートも見て線を引きまくった。
正直仕事にかける情熱をはるかに上回っている気がする。
それでも、まだまだ継続的に勝ち続けられているわけではないけれど、やっとスタートラインに立てる段階にまでは来たのかなと思っている。
損がかさんだときなんかは、本当にFXを含む投資(投機でもある)なんかに手を出すべきじゃなかったと思うこともある。
でももう一人の自分が言ってるんだよね。
「きっと大丈夫、間違いじゃない。
頑張っていこう。
勤勉にやっていけば、道は開けるはずだから。」って。

