【配属ガチャについて】
理系修士卒一括採用で採用された場合、多くの場合配属ガチャというものがある。この一括採用の場合、入社してから数か月、長い場合は一年近くの新入社員集合研修なるものがある。ここで会社のことについて、ビジネスマナーの勉強さらに製造業では現場実習があるのが一般的だ。この研修を終えて、それぞれの部署に配属される際に予想以上に幅広い職種や分野への配属がある。基本的に初期配属で文系が理系職に、理系が文系職にということこそないものの、理系でいえば研究から開発、生産技術、品質管理、製造など様々な部門へと割り振られる。私のことと私の周りの人から聞いた感じでは修士ではあまり研究内容は関係なく部署配属されるという感じである。そして意外とこの初期配属が重要な気がする。というのは部署に配属されれば、良くも悪くも選択肢がまぁまぁ狭まる。かなりの熱意を持って違う部署へ異動希望を出し続ければ少しは考えてくれるのかもしれないが、初めの部署でそこそこの経験を積んだ時に他のまったく違うものを扱っているところへ行けるかというとそれは難しいことが多い気がする。今の所、大きな部署間での異動はあまりないように見受けられる。そうはいっても新入社員の立場で配属を希望通りにするようにするというのも難しい気がするので、こういうことがあるよと理解し、受け入れる準備をするくらいしかすることはないが。部署が違えば勤務地も変わる可能性も高いのでそこも人によっては気になるかもしれない。製造業の工場は田舎にあることが多いので、特に都会に住んでいた人は初めしんどいと思う。現に同期でも少し田舎に住んでいることにナーバスになり始めている人もいる。製薬系の企業は比較的都会に研究所を構えているところが多い印象なのでそのあたりを狙うのも就活生的にはありなのかもしれない。
このようにこの研究、仕事がしたいと熱意を持って会社を受けるのは素晴らしいけれど、現実はなかなか希望通りの配属にはならない。大きい企業になればなるほどその傾向は強くなっていくのではないか。それが嫌ならばドクターに進学するというのは一つの選択肢かもしれない。今はドクターの就活はマスターよりも大変だという話を聞くが、私の周りでは有名な企業に行った人しかいないので分からないが、専門性のマッチングがないなどで難しい人もいるのかもしれない。そのほか、企業ではすぐに部署の改組が思っていたよりかは頻繁にある。そうなるとその渦中にいる人は異動をせざるを得なくなる。そういうようなことがあってもそこでネガティブになることなく、前向きに頑張れる力、つまり置かれた場所で咲くことを目指すべきなのが会社員のしんどいところでもあり、やりがいのある部分なのかもしれないと勤続1年間近で思う今日この頃。

