【勉強がはかどる社会人生活】

社会人生活で何がいいかって時間と金がある程度手に入るということである。お金は給料がもらえるということでもちろんではあるが、時間に関してもまず週末が完全に休みである。さらにうちの会社ではというかほとんどの日本の企業で残業抑制の流れが最近ある。それに加えて入社半年は残業をあまりさせてはいけないことになっているので、今のところ平日も定時に帰宅することができている。そのため休日だけでなく、平日も時間を持て余すということになり、勉強がはかどっているというわけである。数年前からずっと勉強したかった外国語の勉強とプログラミングの勉強に時間とお金を費やすことができている。まぁ言っても合わせて週に15時間程度なので集中してやっているというほどではないが着々と勉強を進めることができている。さらに田舎で遊ぶ場所がないというのも促進剤の一つである。仕事ではエクセルを使う頻度が非常に高いため、効率的にエクセルを使えることは仕事を進めるにあたって役に立つ。そういった背景からVBAを勉強しようと思ったけれど、エクセルにPythonが実装されるという話を聞いた。よくよく調べるとPythonは今ホットなプログラミング言語であり、学びやすいうえに幅広い応用が可能である。特にディープラーニングの分野などではよく利用されているらしい。さらにライブラリが非常に豊富で、C言語との互換性もある程度あるというすごいPython話を聞いた。デメリットは調べてもそこまで出てきて来なかったので、これは是非Pythonを勉強すべきだということでツイッターでフォロワーがおすすめしていたUdemyのPythonの勉強動画を購入して、視聴している。今のところ、劣化版電卓みたいなことしかできていないが、これから反復的な仕事などを自動化できることを考えると胸が躍る。これから日本、世界の流れとしては様々なシステムがプログラミング化された社会に進んでいくだろうことは明白である。自分自身がプログラミングができるかというかがいいのかどうかは分からないが、そのポイントだけは明らかである。ただこれから自動翻訳機が出るだろうし、翻訳できる人も豊富にいるので商談をするために自分自身が外国語を勉強する必要がなくなるだろうという話もある。そのため研究開発をしている人間としてはこれらの知識はあくまでもツールであるというのは忘れてはいけない点である。当たり前だが自分の得意な分野、例えば洗浄剤の開発だとしてこの分野で飛び抜けた知識と実績があるならば、(過程で必要ではあると思うが)わざわざ外国語を勉強する必要もないし、プログラミングで効率化を試みる必要もない。もしその知識を強く必要とする顧客がいるならば、意思疎通のとれるように翻訳士をを雇うだろうし、効率化のために人員を割くことや事業推進のためにいろいろと考えてくれる人もついてくれるだろう。実際問題としてそこまでに到達しない人たちは担当分野の開発だけでなく、(それだけでは差別化ができないから)効率化や外国語などの知識、テクニックを掛け算して自分の価値を高める必要があると考えられる。一流を目指しつつも二流でも生きていけるような道を探っていく、そんなキャリアを築いていきたい。まぁそんな自分は今のところ三流にすらなれていないんだろうけれど。